5人だから嵐。


「言いたくないけどリーダーの気がすむというか、やりたいことが終わってまた嵐としてファンやみんなの前に立ちたいって思わない限り復活はないだろうね…

芸能界引退という訳じゃないから。


正直、最近の嵐は目立ったこともなく、刺激になるような出来事も本人達になかっただろうし、正直ホッとしてる。

もっと自分の人生楽しんでほしい。

この20年間私たちを楽しませてくれたから。」

(2019/01/27 18:36:34)





と、ネットニュースで5人のコメントを読み終わってすぐにこう思った。


だけどこれは嵐ファンの言葉ではなく、ただの傍観者の意見に過ぎない。



去年の4月。

私が一生ファンでいると誓ったアイドルグループ。

関ジャニ∞渋谷すばるが脱退すると会見を開いた。


嘘だ、と

これは夢に違いないと。


間抜けなほどに空いた口と頬を伝う熱い涙。



グループのメインボーカルでメンバーを心の奥底で愛してやまない、そんな彼が脱退する。


あの時のあの言葉は嘘だったの?

あの歌詞は?すばるが書いたんでしょう?


今となって言えるが、

彼を心の中で批難してしまった。

関ジャニ∞は永遠だと思っていた。

ひどく身勝手なやつだ、私は。


彼は確かにジャニーズというアイドルだ。

だが、アイドルの前にただ一人の人間なのだ。




一人抜けてしまって、それだけでこんなに悲しい想いをした。

それが5人だと、どんな気持ちになるのだろうか。

グループを活動休止にすると言われて、ファンはこれから何を糧に生きていけばいいのか。



これも他のグループのことだったから言えることと思うけれど、

『活動休止』

その言葉に救われたと思う。

休止、すなわちお休みだ。


KATーTUNのような、それぞれがKATーTUNのことを思っての『充電期間』ではないけれど。


20年間も動き続けたアトラクションは少し休憩に入ったのだ。


きっと、パワーアップをしてまた私たちを楽しませてくれる。

だから、一旦お休みだ。


20年間、ありがとう。






今回のことで私ははっきり分かった。

嵐は絶対『解散しない』んだと。


5人だから嵐。